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コラム | 2022.01.10

アクリル樹脂はどのように使用される?加工方法について解説!

 

「アクリル樹脂を板状にしたアクリル板の加工方法について知りたい」

「アクリル樹脂の活用用途について知りたい」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
アクリル樹脂の加工方法や用途については知っておきたいですよね。

そこで今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。ぜひ参考にしてみてください。

 

□アクリル板の加工方法について

皆さんはアクリル板の加工方法についてどれくらいご存じでしょうか。
あまりイメージが湧かないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでまずは、加工方法について解説します。

 

① カット

弊社ではランニングソーやパネルソーを使用します。
厚さのある板を切りたい場合や、正確に切りたい場合にはこのような専用の機材を使用することをおすすめします。
薄めの板の場合はアクリルカッターを使用してのカットも可能です。
アクリル板の特徴として、表面が傷つきやすいことが挙げられることを忘れないように注意して加工しましょう。

 

② 切断面の肌を整える 磨く

使用用途によって、切断面を整える必要がある場合、切口を削ってきれいな肌にしたり、さらに艶が出るように磨いたりという加工をします。
弊社ではチップソーでカットした面を機械や手作業で肌を整えたり、
場合によって磨きで更に透明度を出したりします。

 

③ 曲げる

アクリル板は適切な熱を加えることで曲げることができます。
適温より高い熱を加えたり、長時間熱を加えることで、板内部で気泡が発生する場合があるので注意が必要な作業です。

 

④ 穴あけ 形状加工

穴あけ加工や切欠き加工は弊社ではドリルやエンドミルを使用し、
フライス盤やボール盤で加工をします。
フライス盤ではCAD CAMを使用して、手作業では難しい複雑な形状や、微細で
高精度な加工が可能になります。

 

⑤ 接着

アクリル用の接着剤という専用のものを使用します。
アクリルの透明度を生かしてディスプレイケースや
ディスプレイ台などを接着加工で作成します。

 

以上が、加工方法についてでした。

 

 

□アクリル樹脂の活用用途について

ここまで、加工方法について解説しました。続いては、活用用途について解説します。
ぜひこちらも併せてチェックしてみてください。

 

アクリル樹脂は、透明性や耐候性に優れています。
そのほかにも、加工性に優れているため、幅広い用途で使用されます。
具体的には、照明器具の建材、電子部品、標識の産業用資材、看板、絵具などです。

 

以上が、活用用途についてでした。

 

 

□まとめ

今回は、アクリル樹脂について詳しく知りたい方に向けて、加工方法について、また、活用用途について解説しました。
今回の情報を活用し、アクリル樹脂について詳しくなってください。ご不明点がありましたらいつでも弊社へご連絡ください。

 

 
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