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コラム | 2022.03.10
ポリカーボネート樹脂の特徴とは?長所と短所について解説します!
「ポリカーボネート樹脂の特徴について知りたい」
「代表的な用途について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ポリカーボネートの長所と短所を解説するのでぜひ参考にしてください。
皆さんは、ポリカーボネートの長所と短所についてご存じでしょうか。
まずは、長所と短所をご紹介します。
それぞれ押さえておきましょう。
まずは長所についてです。
①衝撃に強い
アクリルの50倍以上もの耐衝撃性をもつため防弾ガラスにも使用されます。
②透明度が高い
アクリルやガラスには及びませんが、高い透明性があります。
③寸法安定性に優れている
吸水性が低いため、また変形しにくいため寸法安定性に優れています。
④自己消火性に優れている
火をつけても燃え広がりにくいという特徴を持っています。
⑤耐候性に優れている
屋外の使用にも耐えるため、幅広い場面で使用されます。
更に表面に耐候性を持たせた板も一般的に使用されています。
続いては短所についてです。
①耐薬品性が低い
界面活性剤や有機溶剤などに弱く、劣化してしまいます。
②傷がつきやすい
硬度があまり高くないため、表面に傷がつきやすいです。
以上が、長所と短所についてでした。
ここまで、ポリカーボネートの長所と短所について解説しました。
しかし、ポリカーボネートの用途についてまだ疑問をお持ちの方が多いと思います。そこで続いては、代表的な用途について解説します。
①スマートフォンのボディ、ケース
とても身近なところで使用されていますね。
耐衝撃性に優れていること、見た目が美しいこと、加工がしやすいことがポリカーボネートの特徴であるため、エンドユース製品にも多用されています。
②CDやDVDの基板
表面は反射層というアルミ鏡面部分の保護層として、裏面には樹脂層(基板)としてポリカーボネートが取り入れられています。
基板には透明度と強度が求められるため最適な樹脂です。
以上が、用途についてでした。
今回は、ポリカーボネート樹脂について知りたい方に向けて、長所と短所について、また、代表的な用途について解説しました。
今回の情報を活用し、ポリカーボネートについて知識をつけていきましょう。ご不明点がありましたらいつでも弊社へご連絡ください。
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