静岡県浜松市のプラスチック・樹脂製品加工・試作・設計・製作・検査の株式会社モック

NEWS/COLUMN

お知らせ・コラム

コラム | 2022.03.20

ポリカーボネートとアクリルの違いは?最大の違いやそれぞれの特徴を解説!

ポリカーボネートとアクリルの違いは?最大の違いやそれぞれの特徴を解説!

 
「ポリカーボネートとアクリルの違いについて知りたい」
「見分け方やそれぞれの特徴について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
 
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
これらの違いについて明確にしたい方はぜひ参考にしてください。

 
 

□ポリカーボネートとアクリルの見分け方と最大の違いについて

皆さんは、ポリカーボネートとアクリルの見分け方についてご存じでしょうか。
まずは、これらの見分け方について、また、最大の違いについて解説します。
 
実は、簡単で確実な見分け方というのは存在しません。
溶剤や着火による見分け方があるのですが、クラックが入ってしまうリスクがあるため、どれも積極的に採用できるものではありません。
 
しかし、最大の違いがあります。
 
それは表面の柔らかさです。
ポリカーボネートは、アクリルと比較すると柔らかいです。
キズになっても良い場所を布などで少し擦ってみてキズになるようであればアクリルではないと見分けられます。
タオルですこし擦っただけでも傷がついてしまうので、傷がつかないように取り扱いには注意する必要があります。
 
もう一つの見分け方は「透明度」です。
アクリルはガラスよりも透明度が高く、ポリカーボネートはガラスよりも低いです。
透明度はアクリルが93%、ポリカーボネートが86%です。
見慣れないと見分けにくいかもしれませんが是非参考にして下さい。
 
以上が、見分け方と最大の違いについてでした。

 
 

□それぞれの特徴とは

ここまで、ポリカーボネートとアクリルの見分け方について解説しました。
続いては、それぞれの特徴について解説します。ぜひこちらも併せてチェックしておきましょう。

 
まずはアクリルの特徴について解説します。
 

①透明度がガラスよりも高い

透明性をもつプラスチックの中で最も透明度が高いです。(アクリル透明度:93% ガラス透明:92%)
 

②耐候性が高い

日光に長期間晒されても劣化しにくいため、野外でもよく使用されます。
 

③硬度が高い

プラスチックの中では硬度が高い樹脂に分類されます。
 
 
続いては、ポリカーボネートの特徴についてです。
 

①耐衝撃性が高く割れにくい

樹脂の中でもトップレベルの耐衝撃性をもち、防弾材料にも使用されます。
 

②幅広い温度で使用できる

電子レンジから冷蔵庫まで使用が可能です。
具体的には-100度から+140度まで特性を保ちます。
 

③自己消火性が高く難燃性をもつ

自己消化とは、火が付いても燃え広がらないという状態を指します。
 
以上が、それぞれの特徴についてでした。

 
 

□まとめ

今回は、ポリカーボネートとアクリルについて理解を深めたい方に向けて、見分け方や大きな違い、それぞれの特徴について解説しました。
是非今回の情報を活用してください。ご不明点がありましたらいつでも弊社へご連絡ください。

 

 
一覧へ

試作から製作まで
お気軽にお問い合わせください

053-485-6640

営業時間 : 平日AM9:00〜PM5:00

静岡県浜松市西区西山町56-3

モックの強み  |  切削加工について  |  オリジナル製品  |  ご納品の流れ  |  製作事例  |  FAQ  |  お知らせ・コラム  |  会社概要

個人情報保護方針について

Copyright© 株式会社モック All Rights Reserved.