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コラム | 2022.08.10

ABS樹脂の用途は?これからも需要はあるの?解説します!

ABS樹脂の用途は?これからも需要はあるの?解説します!

 
「ABS樹脂の用途について知りたい」
「ABS樹脂は将来性があるのかについて知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
用途や将来性については気になっている方も多いのではないでしょうか。

 
そこで今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてください。

 
 

□用途について

皆さんは、このABS樹脂の用途についてどれくらいご存じでしょうか。あまりイメージが湧かないという方も多いのではないでしょうか。
ABS樹脂への理解を深めるためには、用途について知っておくことをおすすめします。
まずは用途について解説するので、ぜひチェックしてみてください。

 

①工業製品
自動車や家電、家庭用品などの外装部品 具体的にはパソコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品のボディはABSで作られていることが多いです。
これらの製品はほとんどが射出成形という加工で作られています。ABSは射出成形においてもデザイン性を高くできるため、大きな部品や大量生産されている部品にも対応できます。ここが大きなメリットです。
また、ABSはピアノブラックといった深い黒の光沢を塗装で無く射出成形により出せるため、デザイン性の追求も可能なのです。

 

②3Dプリンター
3Dプリンターには様々な形作る方法がありますが、ABSが一般的に使われる方法は熱溶解積層方式と呼ばれます。細い線状になったABSを高熱で溶かしノズルから一層ずつ積層させていく方法です。
機械や材料のコストが抑えられることから広く流通しています。
現在3Dプリンターを利用する会社は増えてきています。製品を作る際に非常に役に立つ素材といえるでしょう。

 
以上が、用途についてでした。

 
 

□将来性はあるのかについて

ここまで、用途について解説しました。
続いては、将来性について解説します。
 
皆さんは、ABS樹脂の将来性はどのようなものであるとお考えでしょうか。
結論からいうと、将来性は非常に高いです。
 
ABSは、半世紀にわたって様々な場面で活躍してきました。
ここまでの使用範囲の広さや加工性の良さを考えると、ABSの右に出るものはないといっても過言ではありません。
今後も、多くの産業で活躍していく樹脂であると考えられます。特に、3Dプリンターの普及に期待がされています。

 
また、ABSは3つの成分(ポリスチレン、アクリロニトリル、ブタジエン)の配合からできています。この3つの成分の配合率を変化させたり、別の成分を配合することにより、更に強度を高めたり、耐候性をもったABSを作ることができます。
このことなどからも、ABSはあらゆる場面に需要があるといえます。

 
以上が、将来性についてでした。

 
 

□まとめ

今回は、ABS樹脂について理解を深めたい方に向けて、用途について、また、将来性はあるのかについて解説しました。
今回の情報を活用し、この樹脂について詳しくなってください。ご不明点がありましたらいつでも弊社へご連絡ください。

 

 
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