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コラム | 2022.04.10
アクリル・ポリカ(ポリカーボネート)・塩ビ(ポリ塩化ビニル)のそれぞれの性能を比較します
「アクリル・ポリカ・塩ビのそれぞれの特性が知りたい」
「それぞれの性能を比較したい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。違いを明確にしておきたいですよね。
そこで今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。ぜひ参考にしてみてください。
皆さんは、これら3つの特性についてご存じでしょうか。
あまりイメージが湧かないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでまずは、これらの特性についてご紹介します。
ぜひチェックしてみてください。
①ガラスをしのぐ透明度の高さ
透明性をもつプラスチックの中で最も透明度が高いです。
②耐候性の高さ
日光に長期間晒されても劣化しにくいため、野外でもよく使用されます。
③安全性に優れており割れにくい
耐衝撃強度はガラスの10倍以上にもなります。
①衝撃に強い
耐衝撃性はプラスチックの中でもトップレベルです。
②透明度が高い
アクリルほどではありませんが透明度は高いです。
③寸法安定性が優れている
吸水性が低く温度変化により変形しにくいため、寸法のブレが少ないです。
④自己消火性が優れている
火が付いても燃え広がりません。
⑤耐候性が高い
屋外での使用にも耐えられます。
①安価に製造できる
他のプラスチックよりも製造コストが安いです。
②耐衝撃性や耐候性に優れている
②耐薬品性が高い
酸性、アルカリ性などの薬品に侵されることがありません。
以上が、特性についてでした。
ここまで、3つの特性についてご紹介しました。
しかしまだ、それぞれの違いについては理解できていないという方もいらっしゃるでしょう。
続いては、アクリルと塩ビの違いについて、また、アクリルとポリカの違いについて解説します。
大きな違いは、硬さと加工のしやすさです。アクリルの方が硬く、割れやカケが起こりやすいです。
また、塩ビの方が柔らかく変形しやすく、耐衝撃性が高いです。
その他の部分では、アクリルの方が耐候性が高く
塩ビの方が耐薬品性が高いです。
透明度と耐候性はアクリルの方が高いです。
耐衝撃性は、アクリルよりポリカの方が圧倒的に高いです。
耐熱性と耐熱温度は、ポリカの方が優れています。
以上が、比較についてでした。
今回は、アクリルとポリカと塩ビについて理解を深めたい方に向けて、それぞれの特性について、また、違いについて解説しました。
それぞれ特徴が異なり、使用する用途により材料を使い分けます。
使用する材料に迷う場合は使用用途、製造コストなどからご提案も可能です。
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