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コラム | 2022.05.10
ポリプロピレン(PP)の特徴とは?長所と短所を解説!
「ポリプロピレンの特徴について知りたい」
「ポリプロピレンの用途について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ポリプロピレンの長所と短所について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
皆さんは、特徴についてご存じでしょうか。
よく名前は聞く素材ですが、その特徴について詳しく知っているという方は少ないのではないで しょうか。
そこでまずは、長所と短所を解説します。ぜひこの機会に知っておきましょう。
①耐熱温度が高い
常用耐熱温度で100℃~140℃です。
②比重が小さい
0.90~0.91となっており、汎用樹脂の中で最も軽い樹脂です。
③機械強度が優れている
引張強さ、衝撃強さ、圧縮強度において優れています。
④耐薬品性が優れている
酸やアルカリ等の多くの薬品に耐性があります。
⑤加工性が良い
柔軟性があり射出成形などの様々な成形加工や、切削加工も可能です。
⑥安価であるため大量生産しやすい
⑦光沢性の無色透明フィルムができる
⑧添加剤を使用することで特性を向上させられる
弱点である耐候性や機械強度を向上させる事ができます。
①耐候性が低い
屋外の紫外線により変色や硬化、変形します。
②接着が難しい
一般的な接着剤では接着ができません。
③印刷が難しい
以上が、特徴についてでした。
ここまで、特徴について解説しました。
続いては、用途について解説します。
こちらも併せてチェックしておきましょう。
用途は非常に幅広いです。
皆さんが普段使用するものとしては、家電製品や自動車用のパーツ、文房具屋おもちゃなどが挙げられます。
また、繊維素材としても使用されています。具体的には、衣類やおむつなどです。
これは、素材が持つ速乾性という特長を活かしています。
さらに、フィルムやシートとしても使用されています。
これは、加工が容易にできることや薄く加工できるという特長を活かしています。
日常生活で使用するもの以外にも、医療用や建設資材の材料としても活躍しています。
以上が用途についてでした。
思っているよりも身の回りで使われていることが分かります。
今回は、ポリプロピレンについて知りたい方に向けて、長所と短所について、また、用途について解説しました。
今回の情報を活用し、ポリプロピレンについて詳しくなってくださいね。ご不明点がありましたらいつでも弊社へご連絡ください。
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