静岡県浜松市のプラスチック・樹脂製品加工・試作・設計・製作・検査の株式会社モック

NEWS/COLUMN

お知らせ・コラム

コラム | 2022.09.10

PVC (ポリ塩化ビニル) の耐熱温度は?PVCについて詳しく解説します!

PVC (ポリ塩化ビニル) の耐熱温度は?PVCについて詳しく解説します!

 
「PVC (ポリ塩化ビニル 以下PVC)の耐熱温度について知りたい」
「PVCの特徴・用途について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
PVCについて詳しくなりたい方は、特徴について把握することが重要です。
 
そこで今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてください。

 
 

□耐熱温度

工業用のPVCの耐熱温度は、60~65°
耐熱性のPVCの耐熱温度は、80~85°です。
この耐熱温度はプラスチックの中でも低い方です。
 
続いては、特徴・用途について解説します。
 
 

□PVCの特徴・用途

 
①難燃性であり耐寒性が低い
難燃性で自己消火性を持つため、通常では発火や着火する事がありません。
燃焼した場合の放熱量も低く、周りに延焼させにくいため、住宅用建材などの防火性能が要求される用途に利用されます。
また、耐寒性に関しては-20°程度で脆化するため高いとは言えません。
そのため、寒冷地で住宅の建材として使用する際には気を付ける必要があります。常温より強度が下がっているということを留意しなければなりません。
 
②耐薬品性
酸性・アルカリ性の無機溶剤に対して高い耐性を持ち、一部を除く有機溶剤にも耐えるため、薬品タンクや工場配管に使用されます。
着色はしやすいので印刷に適しています。
 
③耐候性
比較的高い耐候性をもち、酸化反応にも強いため屋外の雨どいや雨水タンク、水道管に使用されています。
 
④安価
他のプラスチックと比べると安価です。
 
⑤電気絶縁性が高い
電気絶縁性の高さと難燃性の高さから、車・住宅・家電の電線、ケーブルの被覆材、絶縁テープの材料として多用されています。
 
⑥比重が重い
比重が1.4あるため水に沈みます。
その重さから、護岸や池用の遮水シートなどの水に浮くと困るような用途で採用されています。
 
以上が、特徴と用途についてでした。

 
 

□まとめ

今回は、PVCについて理解を深めたい方に向けて、耐熱温度について、また、特徴と用途について解説しました。
今回の情報を活用し、さらに理解を深めてみてください。ご不明点がありましたらいつでも弊社へご連絡ください。

 

 
一覧へ

試作から製作まで
お気軽にお問い合わせください

053-485-6640

営業時間 : 平日AM9:00〜PM5:00

静岡県浜松市西区西山町56-3

モックの強み  |  切削加工について  |  オリジナル製品  |  ご納品の流れ  |  製作事例  |  FAQ  |  お知らせ・コラム  |  会社概要

個人情報保護方針について

Copyright© 株式会社モック All Rights Reserved.